サラリーマンと飲み会

「小遣いが1万円以下」だと言うサラリーマンが通じるして口にしたのは「宴会はカネのムダなので行かない」と言う確固たる信念だった。 

確かに、少ない小遣いのなかから飲み代をねん出しているのは厳しいし、そもそもノミニケーションが重要視されたのもひと昔前の話だった。 

 

飲食店開業

 

 

 だからと言って、営業コンサルタントの鈴木進介氏は「宴会を断るようなサラリーマンは出世出来ません」と断言すます。 

「これまでコンサルタントとして、100社以上に関わってきましたけれど、ノミニケーションが重要視されない世の中なのでこそ、宴会に積極的に出場しているサラリーマンはそのことだけで重宝されるんと言えます」と言います。 

「人事っていうのは、最終的にのところイメージがすべてでしょう。よほど専門的なスキルがあってお仕事が出来る人を除けば、どんぐりの背比べ状態。 

それから頭一つ抜けて出世しているには、業務で頑張るよりも、積極的に宴会に出場して社内のインターネットワークを築いたほうがよっぽど早いと言えますよ」 

 

 と言うと、「『パーティー部長なんて泥臭い。私は業務で評判されてやる』なんて人が出てくる。でも彼らは理解してないんと言えます。 

パーティー部長も出来ない人がエキスパートジェクトを遂行したり、人を引っ張っていけるはずがないでしょう。そういう能書きは宴会で伝説の1つでもつくってから言ってほしい」 

「飲み代をケチるようなサラリーマンって、大概“価格パフォーマンス”って言葉が大好きなんでしょう。でも、とてもパフォーマンスがいいかなんて理解してなくて、ただ安いものを買ってよろこんでいる事態がほぼすべて。 

当然、宴会に出場すれば絶対出世出来るわけでは有りませんけれど、業務で頑張るより近道なのは確か。飲み代をケチるよりずっとコスパがいいと言えますよ」